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【ブログ部企画】2011年を振り返って

社会的なニュースとは関係なく、私個人のプライベートな領域での3大ニュースをあげると、

(1) 3月: なんとか、MBAを修了

(2) 4月: 会社で、管理職に昇進

(3) 10月: 年齢が、とうとう40歳に到達

おめでたい出来事もあるけれども、振り返ってみると、「何かが終わり」「何かが始まる」という過渡期のような感じがする。課題もいっぱい見えてきたのだが、それが次のステップに向けて取り組むべきことなのかもしれない。

その課題を一言でいうならば、「WHAT構築能力」を今後いかに発揮できるようになるかということである。ただ、そういっても何のことかわからないかもしれないので、慶應大学教授の高橋俊介氏の言説を引用すると、WHATを構築能力とは「何をすべきかという問題発見や課題設定ができること」である。ちなみに、仕事場面に即して言えば、WHATが構築できれば、それに基づいて、「誰がいつまでにどのように行うのか方法論」(=HOW)に分解でき、実施(=DO)、検証(CHECK)できるのだという。

わたしがMBAで修士論文に取り組むにあたって、ぶつかった壁が、このWHATの構築であった。私にとって修士論文とは、「自分で追究したいテーマを設定して、自分で答えを出す」というプロセスだったと思っているのだが、正直に言えば、このプロセスをまわすことが如何に大変なのかということを思い知った。たぶん、いい大人のクセをして今まで自分でWHATを構築したことがなかったんだろうと思う。MBAはその初めの訓練だったのだと思う。そして、わたしは今度は仕事上に舞台を移して、次なるWHATを生み出したいと思っている。自分でテーマを設定して、自分でそれを追究するということをやってみたい。

ただ、今のところまだそれは出来ていない。まだまだ思考が進んでいない。時間がかかってもいいので、この気持ちを大事にしていきたいものだ。

思うに、管理職になると(少なくない人たちが)魅力が無くなってくるように見えるのは、ひとつにはこの「WHAT構築能力」の欠如によるのかもしれない。管理職になるということは、それまでに何らかの優秀さを示してきたからに他ならないのだが、もしかすると、それはWHATをHOWに分解する能力に依っていることも多いのではないだろうか。そのため、管理職になったときに、WHATを構築することをせずにいるひとは、HOWの視点ばかりで部下を管理するから、部下にとっては「管理されてばかりいる」ような気持ちになってしまうのかもしれない。

私は管理職になったとは言っても、まだ「担当課長」という名前で、まだ部下は居ない。英語で言えば、Managerという役割ではなく、いまだに Indivisual Contributorという位置づけにいる。だから、今のうちに、このことについてよく考えておきたい。

さて、最後に自分の年齢のことをいえば、今年10月にとうとう40歳に到達した。私は学生時代にずいぶん遠回りをしたので、働きはじめたのが24歳9か月のときであったのだが、それから15年間が過ぎた。これからの15年をどうするか。これからもまだまだ成長していけるのだろうか。

これまでは人に感化されたり、人から与えてもらったりして、いろんなことを学ばせていただいた。これからは自分自身がどんな山に登りたいのかを考えなければ、先には進んでいけないのだろう。ここでもやはり、WHATを設定できるか否かが問われているような気がする。

今までWHAT構築能力が発揮できていなかった私が、この過渡期をどう過ごすのか。あせっても答えができるわけではないと思う。目の前のことも疎かにせず、実践のなかで自分に問いかけながら、問題意識を高めていきたい。

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